2018.01.18

ドローンの飛行技術を学ぼう

基礎知識
青空とドローン

ドローンを操縦する目的は色々あるかと思いますが、何をするにしても、離着陸・ホバリング・水平移動・旋回などの操縦をスムーズに行う技術が必要不可欠になります。しかし。いきなり初心者がドローンを操縦してみてもなかなか思ったように動かすことができないのが実情かと思います。

基本的なドローンの操縦技術

ドローンと言っても様々な機体があり、操作性もかなり異なりますが、基本的な技術のベースは変わらないので、ここでは基本となる操縦技術をみてみましょう。

機体の離陸と着陸

まず最初にマスターすべきは機体を離陸させて、バランスを保ったまま着陸させるという技術です。訓練の仕方としては、3mほど離れた位置にドローンを設置し、真っ直ぐ離陸させて3m上昇させた後にその場に着陸をさせるイメージです。

空中での並行移動

空中で安定したホバリングができると、次はそこからドローンを移動させることになります。ドローンの無機を固定したままの移動は比較的簡単なので、まずは離陸ポイントから上下左右に動かして、元の場所の戻ってくる訓練をするとよいでしょう。

空中での円形移動

並行移動の次は円形移動です。機体をホバリングした状態から円を描くように飛ばしていきます。繊細なコントロールが必要になりますので、きれいな円が描けるようになるまでしっかり練習しましょう。

空中での機体の回転と旋回

次は空中での機体の向きのコントロールになります。まずはホバリングした状態で90度回転する動作をマスターしましょう。思い通りの回転ができるようになれば、移動と組み合わせて、常に進行方向を向いた状態で動かせるように訓練してみてください。新興方向を向いたまま円形が描けるようになればかなりの技術と言えます。

円の中心を向いたままの円形飛行

最後は円形飛行と旋回を組み合わせて、常に円の中心を向いたまま円形飛行をさせるという技術です。ちょっと変わった飛ばし方と思うかもしれませんが、動画撮影などで常に対象をカメラの真ん中に移しながら周囲を飛行させることはよくあります。ノーズインサークルと呼ばれる技術で、一定の旋回速度と回転速度を保つのがコツになります。

ドローンスクールのすすめ

ドローンの飛行技術を学ぶにはドローンスクールに通うことをおすすめします。ドローンスクールでは飛行技術に加えて、安全性、飛行禁止区域などについての知識も学ぶことができます。ドローンの普及が急速に進み、ドローンの飛行に関する規制も年々厳しくなってきています。ドローンスクールではそうした飛行についての規制も学ぶことができるので、法に則って安全に配慮した飛行を行えるようになります。

ドローンスクールのコース

ドローンスクールの多くが、初心者向けのコースと上級者向けのコースを用意しています。初心者向けコースはドローンの仕組みから学ぶことができるので、ドローンにまったく触れたことのない方でも訓練が終了する頃には、一人で上手にドローンを飛行させることができるようになります。上級者向けのコースは、操作が難しいといわれる赤外線カメラの操作方法や急な旋回方法などより高度な技術を学ぶことができます。

ドローンスクールの受講期間

ドローンスクールの受講期間はスクールによって違いがありますが、平均すると約一週間程度が一般的です。基本的にドローンの知識と操作方法を一通り学べるカリキュラムが組まれており、それを順番にこなしていく形になります。ドローンを仕事にしてみたい方はもちろん、ドローンに興味のある方はこうしたドローンスクールで訓練を受けてみることをおすすめします。

当サイトでは全国のドローンスクールの情報をまとめておりますので、ぜひ自分に合ったドローンスクールを探してみましょう。