趣味で空撮を楽しむためにドローンを飛ばす、ビジネス目的でドローンを飛ばすなど、人によってドローン飛行の目的は違いますが、安全性を重視しつつ、ルールを守ってドローンを飛行させるのは、どのような目的でも共通しています。したがって、ドローンを飛ばす前には「飛行エリア」を確認しておく必要があります。
今回のテーマは【東京近郊のドローン飛行可能エリア】です。早速、確認していきましょう。
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まず理解していただきたいことは、東京はほとんど全ての場所が人口密集地域に当たるため、基本的に200gを超えるドローンを無許可で飛ばすことはできません。また、200g未満のトイドローンであっても、東京都立公園条例などの規制のため、公園や広場での飛行は基本的に禁止されていることがほとんどです。したがって、飛行許可を取っていない場合、東京都の屋外でドローンを飛ばせる場所は殆どないと考えた方がよいでしょう。
DJI社公式の世界二番目となるドローン飛行場「DJI ARENA by JDRONE.TOKYO」が東京都葛飾区に設置されています。屋内施設の全天候型ですので風の強い日でもドローンを飛ばすことができます。DJI商品の持ち込みも可能で、修理点検も施設内で行うことが可能です。
飛行エリアは2面ありますが、混雑する場合もあるので、事前に予約をしておくことをオススメします。
「DJI ARENAでドローンを自由に飛ばそう!」の記事では、DJI ARENAを運営されている方へのインタビューも行っておりますので、ご参考にしていただければと思います。
東京都ほど人口は密集はしていませんが、千葉県も場所によっては人口密集地域になっているところがあるので確認が必要です。例えば、千葉県の中でも比較的東京寄りや、海岸沿いはドローン飛行が禁止されている人口密集地域になっています。そんな千葉県にはドローン飛行の練習をするには最適な施設があります。
「HATAドローンフィールド」の施設は専用のドローンポートがあるので、他の操縦者とも距離を保つことができ、ドローン初心者でも安心して練習ができます。ランディングパットやヘルメットを無料で借りることができるので、練習環境も整っているといえるでしょう。興味のある人は、ぜひ公式サイトをご確認ください。
神奈川県は、東京都や千葉県に比べると、ドローンの規制区域は少なく、撮影スポットとなりそうな魅力的な河川敷も多くあります。しかしながら、もちろん横浜や川崎などの人口密集地もありますので、随時確認を取りながら、気をつけて飛行させる必要があります。
「SEKIDO DJI ドローンフィールド」は初心者からプロまで楽しめるドローン専用フライト練習場です。DJIの インストラクターや専門スタッフの方が常駐されているので、初心者の方でも安心して施設を利用できます。利用にあたっては 会員 に入会する必要がありますので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
いかがでしたか?今回は「東京近郊のドローン飛行可能エリア」についてお話しました。
ドローンを安全に、かつルールを守って飛行させるためには、飛行エリアを確認することが大切です。東京都はほとんどが人口密集地なため、自由に飛行させる場所は少ないですが、今後、飛ばせる場所が増えていくことに期待しておきましょう。